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2014年12月01日

弁護士に何を相談していいか分からない

ある日突然、自分のものだと思っていたものを「違う」という人間が出現し、それを「よこせ」と言い出しました

意味もわからずこちらが話合いを求めても相手は怒鳴る、叫ぶ、脅すだけです

本当にそれが自分のものなのか調べ直しても、確かに自分のものです

でも相手は「違う、お前のではない」と言います

この状況が理解できますでしょうか?

私には理解できませんでした

なぜなら、「普通に考えれば」「どう考えても」「色々書類を調べてみた結果」

それは私のものだったからです

でも相手は違うと言い、それをよこせと言う

その為に相手は弁護士を雇い、「よこせ、払え、さもなくば法的手続きに」と内容証明を送ってきました

「内容証明」というものをご存知でしょうか?

こういった内容の文章を確かに相手に送り、確かに相手は受け取った、というものを証明するだけの手紙です

なんら法的強制力もない手紙です

結構費用がかかる手紙です

ですが、突然弁護士事務所から内容証明などという手紙がきたらどうでしょう

普通の人は驚きます

これが弁護士のテクニックとも言えます

「よくわからない事件を受任したが、内容証明でも送れば相手は驚いて混乱し、こちらの依頼者の要求を飲みやすくできるだろう」

みなさんは「法的手段」とか「訴えてやる」と言われたらどう感じますか?

あたかも自分に非があるように錯覚しませんか?

でも自分に非があるとは考えられない、相手の言ってることが理解出来ない、たとえ相手が弁護士に問題を依頼したところで自分の考えが間違ってるとは思えない、なんで相手の弁護士はこんな理不尽なことを言ってくるのか?弁護士は正義の味方ではないのか?到底納得出来ない、弁護士って何なんだ?」

つまり、「弁護士」という「職業」を知る必要があります

ここが大事です

弁護士は正義の味方ではない、依頼者の利益を守る、弁護士は国家公務員ではない、法律の専門家で法律を使ったサービス業である

ということです

このケースで言うと

「何を相談していいかわからない」

ということを弁護士に相談しなければなりません

憶測や妄想や感情論はなく、淡々と起こった事実を証拠と共に

です

このケースで言うならば

相手が弁護士を雇った時点で、相手は本気で理解不能なことを言っている

と理解せねばなりません

常人には理解出来ない世界です








Posted by 裁判マン at 06:33│Comments(0)
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